表具師による展覧会

第62回 表具内装工芸展


  • とき:2016年11月13日(日曜)
  • 場所:ハービスAHLL ハービスOSAKA B2F

今年も無事、表展が終了いたしました。
ご来場いただきましたお客様、また、ご協力いただいたメーカー様に厚く御礼申し上げます。

今回も、大阪府職業能力開発協会主催『おおさかものづくりコレクション2016』の協賛参加での出展となりました。今年はオープンなスペースでの展示となり、従来とは少々異なる雰囲気となり、お子様の姿も多く目にしたように感じました。

今年のワークショップは「パネルづくり」。
気に入った紙や緞子を選んび、刷毛、でんぷん糊を使って多くのお子様にご参加頂きました。木の板にも「でんぷん糊」。
ボンドや両面テープで固定指定してしまうと、張り替えることはできません。昔は「なんでも使い捨て」ではなく、「何度も使えるように」材料を選んでいました。「でんぷん糊」は水をかけると剥がすことができるので、また違うパネルを作ることもできるんですよ!何度もが張替できるようにふすま紙は「でんぷん糊」で張られています。

「特別展示」は、さまざまな襖の展示。
日頃、目にすることの少ない「ふすま紙」。ふすまのカタログはもちろんあるのですが、実際の大きさになった襖を目にすることはなかなかありません。展示した襖は、膨大にあるふすま紙の中からの抜粋となりましたが、「こんなふすま紙があるんだ」「このふすま紙なら、家にも欲しいな」と新しい発見があったかもしれません。ご来場いただいたお客様からも色んなご質問を頂きました。

2016年 第62回 表具内装工芸展


PAGE TOP