今年も無事、表展が終了いたしました。
ご来場いただきましたお客様、また、ご協力いただいたメーカー様に厚く御礼申し上げます。
今回は、会場内に青年部展示作品「組立式和空間の提案」を設置し、ふすま紙の見本をご覧いただけるようにしました。
また、ぜひ表具師の仕事を知っていただきたく、会場ではDVDを流して作業をご覧いただけるようにしました。
アンケート内には「実演が見たい」という声も頂戴しましたが、残念ながらこの会場では「水の使用厳禁」であるため、実演ができません。また別の機会を設けることも検討させていただきます。
アンケートにご記入いただいた皆様、ありがとうございました。今後も出来る限り、皆様の声を反映してよりよい展示会を目指してゆきたいと思っております。また、お時間が合えば来年も是非ご来場下さい。皆様のお越しをお待ちしております。
毎年10月に開催する「表具内装工芸展」。今年も沢山の方々にご来場頂き、誠にありがとうございました。
今年は「もっと色んな人に見てもらおう!」と、美大関係の学校や大阪府下の図書館などにDMを送付させて頂いたこともあり、そのDMを見てご来場下さった方もいらっしゃいました。もっともっと、多くの方々にご覧頂きたいと思います。
*以下、アンケートにご協力頂いた方
年齢別来場者数/20代 7人 /30代 10人/40代 9人 / 50代 14人/ 60代 42人 /70代 61人 / 不詳 1人
性別比/男性 59人 / 女性 84人 / 不詳 1人
ご来場回数 / 初めて 62人 / 2回目 20人 / 3回目 18人 / 3回以上 43人
アンケートにご協力いただきました皆様、貴重なお時間を割いてご記入頂き、本当にありがとうございました。
ご入場時、入口で「チップ(コイン)」をお渡しし、「お気に召した作品1つ」をお選び頂き「作品にご投票」頂いております。
和室の減少と共に、日本の住まいから「和」の伝統が消えつつある昨今、若い世代には「表具(ひょうぐ)」「(襖(ふすま)」「掛軸(かけじく)」「屏風(びょうぶ)」などの言葉が通じなくなっています。「職人だけが、分かる良さ」の追求も必要ですが、一般のお客様に受け入れられ、その時代に合った作品(表具)を作ることも大切です。
世代別に読んでゆくと、大変興味深いアンケート結果となりました。「激変する、平成の時代」という印象です。
ご協力いただきました皆様、貴重なお時間を割いてご記入頂き、本当にありがとうございました。また、さまざまなアイデアやご意見も頂戴しております。頂戴したご意見は、謙虚に受け止め、出来る限りご意向に沿ってゆきたいと思っております。 また、お時間がございましたら、次回も是非ご来場下さい。ありがとうございました。